
あなたは「幸せな金持ち」と「不幸せな金持ち」
どちらになりたいですか?
これからおはなしすることは、いまなお世界の経済を動かしている「ユダヤ人の教え」です。
あなたはお金持ちになりたいですか ? 当然ですね。しかし、必ずしもお金持ちの多くが幸せかというとそうでもありません。その理由は、金持ちはお金は持っていますが、時間がありません。金持ちになるためには人生の持ち時間のエネルギーを全てビジネスやお金を稼ぐことに注ぐ必要があります。でも一日は24時間しか与えられていない。その中で、家族や友人達と楽しい時間をたっぷり過ごし、趣味にも時間をかけ、さらに大自然の素晴らしさや感動、生の豊かさを体感し、ゆったりと人生を送るほどの時間的余裕はありません。限られた人生を生きる上で、大金持ちになろうとして、大切な生の豊かさを知ることもなく終わるより、大好きなことをやりながら、経済的な自由を得るほうが賢明な生き方ではないでしょうか。
ですから大金持ちになるよりも、自由な小金持ちになったほうが良いとおもいませんか?つまり「大好きなことをして、年収3000万円あること、金融資産規模で一億円持っていること」です。これは小金持ちつまり医者クラスです。医者には自由がまったくありませんが…
参考までに、フオーブス誌による金持ちの定義は、
金持ち=年収1億円以上、金融資産つまり現金化できるお金が10億以上
大金持ち=年収10億以上金融資産100億以上
富豪=年収100億資産1000億
大富豪=年収千億円、資産一兆円以上
「小金持ちになる10の思考と方法」
それでは、自由な小金持ちになるための思考と方法です。
この記事の目次
①お金に対する錯覚を取り払う
日本には昔からお金は不浄なものという考え方があります。実際に、中高生に「お金はきれいなもの?汚いもの?」と質問すると、8割弱の中高生が『お金は汚いもの』と答えています。人前でお金の話をしようものなら「あの人は品が無い」と言われます。そして、私たちは「株や投資で得た10万円より、汗水流して稼いだ10万円のほうが美しい」と教わってきました。本来、お金はモノやサービスと交換するための手段に過ぎず、価値を図る基準に過ぎないんです。そこには「きれい/汚い」などはありません。この錯覚を取り払い、お金の本質を知らなければお金自身に見放されます。
②お金や仕事と真剣に向き合う。
普通、世間一般の人は「お金や仕事の意味」ということを深く考えません。 一方、幸せな小金持ちは自分にとってどれだけのお金があれば十分なのかを、よく理解しています。例えば年収3000万円とか。豊かさのうち、お金で買えるものと買えないもの区別をよく知っていて、お金と健全に付き合っています。例えば、お金で買えるものの中で、一番貴重なものは「時間」であることを知っています。また、「愛情や友情」をお金で買うことはできないこともわきまえています。勿論、愛情や友情を示す手段としてお金は効果的です。ところが、世間一般の人は、単に、もっとたくさんお金がほしいとしか考えません。そして友情や愛情など、お金で買えないものを買おうとし、お金で買える楽しい時間などをあきらめてしまっています。通常、我々は、起きている時間の大半を仕事に費やしています。問題は、その仕事を幸せにやれるかどうかが、その人の人生の質を大きく左右するのです。
③過去と向き合う。
その人のお金に対する観念をチエックする時、両親や祖父母の代からの影響があるります。 例えば、サラリーマンをやめて独立するのを躊躇する人やお金の恐怖が異常に強い人は、両親や祖父母に因果あることが多いです。例えば自分の父親が公務員をやっているのは、祖父が事業に失敗したせいなどである。つまり、人生で一番大切なのは安定だと父親は子供の時に決め、そして、自分の子供に安定が大切だと教えます。そういう意味で、自分の過去と向き合わなければ、思わぬところでつまづいてしまうことがあるので、とても大切なことです。
④自分の思考が人生を作っていることを知る。
私達の人生は今まで考えてきた自分の思考によってできています。例えば、この程度の物、仕事、収入、友人、妻や夫、車、家がふさわしいと無意識に決めています。レストランや電車や飛行機を利用する時、経済状態に合わせてフアーストクラスからエコノミーまで決めます。人生のあらゆる面で、人は自分が考えるとおりに行動します。自分が考える以上のものが偶然にきてしまつたら、居心地の悪さを感じてしまいます。たとえば、エコノミーを予約してたのに席が空いてなくて、同じ料金でファーストクラスになった時とか。
⑤大好きなことを仕事にする。
イヤイヤ仕事をしている人と情熱的に仕事をしている人とどちらが成功すると思いますか?それを考えると、好きなことをやるのが、成功の条件だということをわかってもらえるでしょう。大好きなことを仕事にすると、それだけで、その人や周りの人はハッピーになります。最初は、お金がついてこないかもしれませんが、それに打ち込んでいると、いつのまにかお金もついてくるようになります。勿論そのためには、ビジネスやお金についてしっかり学ぶ必要があります。
⑥時代の流れ、社会の仕組みを知る。
この世の中には不自由人と自由人があります。一番の不自由人は従業員(会社員や公務員など給料生活者)です。従業員ほどでもない二番目の不自由人は自営業者です。これらの人は自分が働いている人達です。一方、自由人のなかにはビジネスのオーナー、つまり人を働かせている人達がいます。さらに最も自由人は投資家です。実はこの人たちがその国や世界の金融経済を動かしているのです。さて、変化のとても早い世の中で成功するためには、今からの時代がどうなっていくのかを読み解くチエを身に付けることが大切です。新聞には大会社が、一瞬にして倒産してしまったという記事が毎週のように載っています。その一方で、去年できた会社が一世を風靡することもめずらしくありません。社会的な仕組みに関しては一般の人はよく知らない未知の世界です。 お金は、サラリーマンや自営業や庶民や無知な人たちから、ビジネスオーナーや投資家などのIQが高い人に流れていくようになっている。
この法則を知らなければ、一生涯朝から晩まで働いても、資産を作ることなど絶対にできません。このことは、金持ちの子供は、小さい頃から教わっているのです。つまり金持ちになるためには身体ではなく、「頭」を使わなければいけないということです。
⑦お金の教養を身に付ける。
お金持ちに共通して言えるのは、お金のルールについて、とても詳しいということです。ファイナンシヤルインテリジェンスつまりIQです。お金のIQを高めるためには、税金・投資・会社法・交渉術などの事柄を学ぶ必要があります。学ばないならば、少なくとも助言(ファイナンシャルプランナー・税理士・投資顧問)を受けなければなりません。しかし、このような知識やテクニックだけあれば、幸せな金持ちになれるかというと、必ずしもそうでないのが現実です。「幸せな」金持ちはお金に対して、普通に接していて、感情的になんの執着やわだかまりも持ってないのです。一方、「不幸な」金持ちは、経済的な豊かさを「稼ぎ」や「年収」だけで判断し、お金で人を支配したりコントロールしようとしたり、あるいは自己重要感を得ようとしたりします。ですから、幸せな金持ちの条件はお金のEQと呼ぶものだと結論づけられます。それは信頼や感謝とよばれる、感情を解きほぐすものです。
⑧ビジネスの法則を知る。
大切なことはビジネスをやっていることではない。つまり経営することではないのです。経営は自営業です。金持ちに必要なことはビジネスモデルを所有することなのです。つまりお金が流れてくるシステムを作ることなのです。わかりやすい例で言えば、住宅ローンを借りて自宅を買ったら資産運用はそこで終りなのです。お金持ちになりたければ不動産を買う場合は必ず資産運用できるつまり利益を生み出す不動産であることです。つまり自分はアパートに住み続けて、自分の購入した土地や家などの不動産を他人に貸すということです。
⑨人間関係を大切にする。地方ではチャンスが少ない。
幸せな小金持ちが一番大切にしているものは、すばらしい人間関係だというと、ほとんどの人はびっくりします。大富豪で、友達も家族もいない人が湖に浮かぶ豪華クルーザーにぽつんと一人でいます。そのクルーザーから200m離れた岸辺に小金持ちが、友人達や家族連れで、湖の岸辺でバーベキュを楽しんでいます。
新しい情報やチャンスも人を通じてやってくるのです。そのためには地方にいては、情報や年収の多い人との出会い、縁は少ないです。大都会の人の年収は地方の人より多い。つまり居場所で年収は決まります。本当に豊かな人は、とても人間関係を大切にしていますが、人脈を得るにも努力が必要です。地方でなんとなく生きていては、最高の友情や必要なパートナーは得られません。
⑩集団から飛び出していく勇気を。
人生を変えようと決意して、自分らしく生きるためには、勇気が必要です。家族や親しい友人に反対されることもあるかもしれません。そこで負けてしまうのか、それでも勇気をもつて前に進むのかで人生がわかれてしまうのです。飛行機のフアーストクラスを見て、なんとも思わない人は論外として、自分の中の貧困意識と痛みに直面する勇気、現在や過去の周囲の常識に流されていた自分に向き合う勇気、社会の集団からくる催眠から抜け出す勇気、未知の世界を冒険する勇気、それらの勇気を持つことが幸せな小金持ちへの条件です。